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2011/01/22 22:59
食糧問題ホームページ「Navy blue challenger」では、食糧問題の改善のためには、「食糧の生産・消費・分配のシステム」の健全性を回復し、維持していくことが重要だと説明しています。
昨年8月には、「食糧の生産・消費・分配のシステム」のバランスを崩す方向に作用するニュースとして、小麦の輸出国であるロシアが、干ばつによる不作のため、小麦の輸出禁止を決めたことをご紹介しました。
今日は、オーストラリアの洪水についてのニュースをご紹介します。はたして、オーストラリアの洪水は、同国の小麦生産にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
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以下、1月3日付のロイターの記事の引用です。
「オーストラリア北東部クイーンズランド州で続いた記録的な大雨による洪水の影響で、石炭輸出や小麦生産に打撃が出ている。今回の大雨ではフランスとドイツを合わせた面積を上回る地域が洪水に見舞われ、被害の規模は10億豪ドル(9億8000万米ドル)超にのぼっている。
(中略)
小麦輸出でも世界4位だが、大雨の被害で作物の質に影響が出ているほか、業界筋によると、洪水によって穀物全般の輸送が滞っているという。」
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-18856320110103
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農林水産省の見方はどうなのでしょうか?同省ホームページに掲載されている1月13日付の「米国農務省穀物等需給報告」では、2010/11年度の世界の穀物需給見通しについて、次のとおり報告しています。
「1.世界の穀物需給の概要(見込み)
@ 生産量:21億8,166万t(対前年度比2.2%減)
A 消費量:22億4,087万t(対前年度比2.2%増)
B 期末在庫量: 4億3,116万t(対前年度比12.1%減)
期末在庫率:19.2%(3.2ポイント減)
【主な品目別の動向】
○小麦:ロシアを初めとする旧ソ連諸国の干ばつやEU西部の熱波等から世界の生産量は減少し、消費量を下回る。豪州東部で生育期の降雨により増産見込み。」
「世界の穀物の価格動向(2011年)
● 小麦
2010年は、世界で生産量が消費量を3年連続で上回り、世界的に需給が緩和するとの見込みの中、春小麦の順調な作付進捗、米国の冬小麦の収穫により値を下げたものの、6月以降、カナダの天候不順、黒海沿岸諸国の干ばつ、ロシアの穀物輸出禁止に向けた動き、米国への輸出需要の集中等を反映し値を上げた。9月下旬には高値警戒感や豪州東部の豊作見込みから一旦値を下げたが、米国での土壌水分不足等による冬小麦の生育懸念で値を上げた。その後、大豆に追随し値を下げたものの、豪州東部の洪水による品質低下懸念、米国の大平原での乾燥懸念等により値を上げ、2011年1月現在、7ドル/bu後半で推移。」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_usda/pdf/usda_1101.pdf
どうやら、オーストラリアの洪水は、同国の小麦の品質に悪影響を及ぼすかもしれないが、同国の小麦の生産量は増えそうだと予測しているようです。意外でした。
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参考までに、オーストラリアの小麦生産地域を調べてみました。同じく、農林水産省のホームページに掲載されている資料からの転載です。
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_rep/monthly/200808/pdf/monthly_topics_0808.pdf
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最後に、小麦の国際取引価格を確認しておきます。以下、シカゴ商品取引所での小麦の取引価格(ドル/トン)、2001〜2009は各年の平均値です。
2001: 94
2002: 99
2003:122
2004:128
2005:116
2006:147
2007:230
2008:293
2009:194
2010/1:209
2010/2:174
2010/3:177
2010/4:167
2010/5:184
2010/6:160
2010/7:179
2010/8:267
2010/9:260
2010/10:241
2010/11:268
2010/12:271
2011/1/14:284
データ出所:農林水産省ホームページ
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_zyukyu_kakaku/index.html
2008年レベルまで高騰しています。世界のニュースを注意して見ておこうと思います。
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今日は、海ちゃんに算数おしえて、★くんと録画したサッカー、アジア杯カタール戦をみてたら、ブログのアップデートが夜になっちゃった。ほとんどしゃべれないんだけど、算数の考え方を、なんとか伝えておしえるのって、楽しい!
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